高額案件の中身はどんなものになるのでしょうか?
「官公庁の次期基幹システムの開発における詳細設定を担当するITアーキテクト。汎用系からオープン系へのリプレースに伴う汎用系システムとの連携、業務アプリケーション間の連携、データウェアハウスによるデータの集約機能、外部のシステムとの連携など
というのは、基幹システム の詳細設計業務の案件です。
この場合発注先は官公庁ですが、業界問わず、システム統合や企業間システムの連携、ワークフローシステムの設計構築経験が求められるようなケースは、高給優遇になります。
SCMシステムのフロント部分にあたる受発注管理、在庫管理、オーダーステータス管理のシステム開発
は、大手メーカーのある事業部による発注案件です。
これまで手作業で打ち込んでいた受注情報や社内製造部門への発注情報を、データ形式の標準化から始め、SOAツールを使ってインターフェースを構築し、自動化するのが目的です。
ホストシステムやEDI(Electronic Data Interchange)システムから出力されるデータの標準化、データベースに収納するまでの繋ぎのシステムの設計と、そのデータベース設計ができる人が求められています。
また、あれば一層望ましいとされる付加能力として、製造業のデータモデルやデータリレーションを理解していることが挙げられていました。
基幹システムを汎用系からオープン系へのリプレースに伴う、社内外の各システムとのハブ機能のシステム構築
は、ある運輸会社の発注によるものです。
一方において、問題発生だらけで、とにかく「時間」と「人手」が足りないことで、高額になっているような案件もあります。
「運用までの期間が少なく、システムの稼働に間に合わない!」「バグばかりでシステムが立ち上がらない!」
などによって、毎日終電、土日出勤も当たり前なんてことがあるかもしれません。覚悟して受けたつもりでも、対処しきれず、体力も限界。後になって後悔することもあるかもしれません。
高額には高額の理由が必ずあるはずです。なぜこの案件は他の案件に比べて高額なのか?を考えるてみることも大事なことと言えます。