
スキルシートを作成する時、どんなスキルシートを作成したら良いか悩まれることありませんか?
フリーランスとしてお仕事を探していくとき、スキルシートは一番大切なものといっても良いです。スキルシートの出来で案件が決まる事や、面談の数が多くなるといった事もあります。
いざスキルシートを書こうとしてもどう書いたらいいか、どんなスキルシートが好まれるか分からない事も最初は大いにあるはずです。
この記事では、スキルシートの書き方から注目ポイント等をコーディネーター目線で解説させていただきたいと思います。
フリーランスとして、これからお仕事を探される方や、中々案件に参画出来ない方はこちらの記事を参考にしながらスキルシートを書いてみてください。そうすると書類選考や面談の通過率がUPするかもしれませんね。
そして今回はスキルシートのテンプレートも用意いたしました。テンプレートには細かい解説もつけてありますので、是非ダウンロードしてご活用ください。
目次
1.誰が見ても印象が良いスキルシートの書き方(テンプレートダウンロード出来ます)
スキルシートとは誰が見ても分かりやすいものにすることが重要です。
細かいポイントを記載した解説付きテンプレートのダウンロードはこちらから
→スキルシートテンプレートはこちら
採用側はスキルシートのみしか判断材料がない為、見やすいスキルシートを作成することによって「この人はこんなに時間をかけて良いスキルシートを作成しているのだな、このスキルはかなり興味がある!」といったように一番初めの選考材料になっているのです。
なので、スキルシートは見やすく選考側の事を考えて書くことが非常に大切となります。
2.書類選考・面談通過率をあげるために注目すべきポイント3つ
2-1.スキル別の注目ポイント
それぞれスキル別によって見せなければいけないポイントがあります。
スキルによって経験があるものや必要な知識が異なる為です。
この分野ならここを注目した方が良いというポイントをご説明いたします。
・開発系のポイントは”対応可能範囲”を記載すること
開発系であれば、どの工程から対応可能なのかを記載しなければいけません。
どの工程が対応可能かを採用側にアピールするために必要です。
どこの作業が得意なのかも入れると尚良いです。
下記の例を参考に記載していきましょう。
【作業工程】
例) 詳細設計~テスト
開発~単体テスト
テスト全般
またその工程がどの程度出来るかも分かるようにしましょう。
実際やった事はあるけど、業務経歴としては浅い事もあると思います。
浅い経験でも役に立つ事もあります。
経験あるものは一つ一つ記入しましょう。
【言語・フレームワーク・ツール等】
開発環境や、OS、FW(フレームワーク)等はしっかりと記述しましょう。
例) 言語 PHP(バージョン)
FW CakePHP(バージョン)
ツール Git,Redmine
言語やフレームワーク等のバージョンは記載しましょう。
バージョンによってクライアントの環境に対応出来るかを判断してもらうためにバージョンや環境は記載しましょう。
フレームワークについては、独自のものを使用していた場合はどのフレームワークを元に作業していたかを記載しましょう。
独自のものはベースのものが何か面談で聞かれることもある為、載せましょう。
開発ツール等はプロジェクトで使用したもの全てを乗せましょう。
同様に面談時に聞かれる事もありますし、プロジェクト管理ツールを対応出来るかといったところもクライアント先にアピールする為にここも細かく載せましょう。
・インフラ系のポイントは”取得している資格を記載”すること
【インフラエンジニア】
例)設計~構築・運用保守
構築~保守
障害対応、海外ベンダーとの調整
ネットワークサーバー等のインフラのお仕事を希望される方は、知識が多く求められます。なので、取得している資格や、資格取得を目指し学習している等の記載はした方が良いです。面談時に話のネタにもなります。
インフラエンジニアは、基本的な知識以外にも構築や設計等の経験、障害対応の業務経験等の経験があることによって確度は上がります。
【資格の重要性】
インフラエンジニアは資格を持っているととても強いです。
先ほど説明したように、インフラエンジニアはより多くの知識と経験が求められるため、現場で必要とされるスキルや資格がある事もあります。
ではどんな資格があれば良いかというと・・
例)シスコ(CCNA,CCT等)・・ネットワークエンジニアにとってシスコの資格は欠かせない資格です。
LPIC Level1・・Linuxを認定する資格ですサーバーエンジニア向け。
LPIC Level2・・Level1の応用編です。
オラクルマスター・・データベースエンジニア推奨の資格、レベルがブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナと持っている人でもレベルが違ってきます。
【ベテランではないエンジニアに取って欲しい、おすすめIT資格4選!】
2-2.自己PRは自身の強みを最大限書く
自己PRがしっかりしている人としていない人では、まったくと言っていいほど面談率や、内定率が違ってきます。
最近の傾向として、採用側は人物面を優先する企業が増えており、自己PRは自分の人物面をアピールする最高のものです。
一番いいものとしては、自己PRの欄をつくり、そこに記載させましょう。
技術力以外のところも書いて充実したものにしましょう。
人物面を優先する傾向が強いので、スキルが自分は高いから大丈夫とは思わずに、ご自身がどんな人柄で、どんな人間かをアピールしましょう。
スキルシートだけでは、人物面は分からないので、ここもしっかりと記載しましょう。
これは、誰かと比べたときに、同じスキルがありどちらにしようか悩んでいるクライアント先で有効になります。
2-3.経験や内容は細かく、多少出来る事でも多く書く
スキルシートは空欄箇所を作らず、出来る限り埋めて、細かい内容を記載しましょう。
なぜなら空欄箇所が多ければ多いほど、そのスキルシートを見た瞬間に「スキルが豊富ではないのかな」「大雑把なスキルシートだな」という印象を与えてしまいます。
そうすると折角素敵なスキルが身に付いていたとしても面談で不利になってしまう可能性があります。なので知識がある事や、自己学習で学んだこと、研修等で行った事でも積極的に載せましょう。
ただ気を付けなければいけない点もあり、スキルシートに記載したものは、どこを聞かれても答えられないといけません。
スカスカの履歴書を出すのと技術力が無くても多く必死に埋めてある履歴書では、後者の方が印象は間違いなく良いです。
面倒だとは思わず、出来る限りスキルシートは埋めましょう。
スキルシートの書き方で年収が変わった!という例も多くあるので、時間をかけてでも充実したスキルシートを書くようにしましょう。
3. まとめ~書き終えたら自分で見直しを行い、プロの方に提出しましょう。
スキルシートに記載したものはしっかりと説明しなければなりません。
いくらスキルシートが良いものでもその業務について詳しく説明しないとお客様も不安になってしまいます。
プログラミングと同じくダブルチェックはするようにしましょう。
エンジニア仲間や同僚に見せてみましょう。
また、エージェント会社に相談するのもひとつの手です。
ほとんどのエージェントは、これまでも数多くのスキルシートを見てきているので、様々なアドバイスが出来ます。
もし普段お世話になっているコーディネーターがいるのであれば、気軽に一度相談をしてみてはいかがでしょうか。
きっとあなたにとってプラスのアドバイスをくれるはずです。
あらゆる手段を使って最強のスキルシートを作りましょう。
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